寅さん人気は根強く、みなさんがよく知るあの人もこの人も、熱狂的な寅さんファンだったりする。そこで本記事では、各界を代表する寅さん好きの芸能人・著名人を紹介する。「え!あの人も寅さん好きなの!?」という驚きをみなさまにも体験いただきたい。
あ行の寅さん好き芸能人
蒼井優(俳優)
映画『家族はつらいよ』パンフレットにて、好きな山田洋次作品として「寅さん」をあげ、寅さんDVD-BOXを持っていると語っている。
ANI[スチャダラパー](ミュージシャン)
2014年3月9日開催の「原宿シネマ×男はつらいよ」に出演。フェイバリット作品として第26作『寅次郎かもめ歌』をセレクト。電気グルーヴ×スチャダラパー名義の楽曲『羊たちのエレジー』には寅さんの影響を受けたと思しきリリックが登場する。
イギー・ポップ[Iggy Pop](ミュージシャン)
俳優・永瀬正敏との初対面時に「ドゥー・ユー・ノウ・トラサン?」と聞くほどの寅さんファン。奥様は日本人。
伊集院光(タレント)
中学生の頃に寅さんが好きだったと、TBSラジオの番組『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』2013年7月2日放送にてコメント。
入江悠(映画監督)
浪人時代に、寅さんを48作目から1作目に向けてさかのぼって見るという鑑賞法を発案。毎回若返っていく寅さんを見て不思議な感覚を得たとのこと。
上島竜兵[ダチョウ倶楽部](お笑い芸人)
アメトーーク「男はつらいよ芸人」回に出演。お気に入り作品は『寅次郎あじさいの恋』。山田洋次監督作品『虹をつかむ男』にも出演。
小渕恵三(第84代内閣総理大臣)
かつて存在していた「寅さんファンクラブ」の会員名簿には、小渕氏が会員第1号として記されているらしい。
か行の寅さん好き芸能人
加藤一二三(将棋棋士)
お気に入り作品は第41作『寅次郎心の旅路』(映画ナタリーより)。「男はつらいよ」シリーズの音楽担当を務めた山本直純氏とは知り合いで、山本氏が亡くなった際は弔辞を読んだという。
金谷ヒデユキ(お笑い芸人)
2020年、新型コロナウイルス感染症拡大にともなうステイホーム期間中に寅さんを全作鑑賞する。その人の気分にあわせた寅さん作品をお薦めする「寅さんソムリエ」を自称している。
楠木建(経営学者)
自著『戦略読書日記』の中で渥美清を「人生の師」としていると記述。『拝啓天皇陛下様』や初期寅さん作品を高く評価している。
黒谷友香(俳優)
笑っていいともテレフォンショッキング出演時、DVD全作&セリフCDを所持しているとコメント。会場向けアンケートで「DVD全部持っている人」と質問し、見事該当者1人をゲット、賞品を獲得する。
劇団ひとり(お笑い芸人)
初監督作品『晴天の霹靂』の製作において一番影響を受けたのは「寅さん」と語る。雨トーーク「男はつらいよ芸人」回にも出演。
昴生[ミキ](お笑い芸人)
2020年に男はつらいよ全作品を鑑賞。自身のツイッターアカウントで「寅さんクイズ」を募集するも難しくてほとんど答えられなかった。
男はつらいよ全48作品、見ました。
— ミキ 昴生 兄 (@mikikouseiani) April 25, 2020
笑って泣ける日本が誇る最高の映画でした。
好きな人、クイズください。あっしが答えます。
越中詩郎(プロレスラー)
寅さんの大ファン。渥美清と一緒に写った写真がプロレス雑誌に掲載されたことがあるらしい。
さ行の寅さん好き芸能人
佐藤竹善(ミュージシャン)
文化放送の番組『続・みんなの寅さん』(2013年6月16日放送)に出演し、寅さん愛を語った。
篠宮暁[オジンオズボーン](お笑い芸人)
2013年5月11日開催の「原宿シネマ×男はつらいよ」に出演。フェイバリット作品として第27作『浪花の恋の寅次郎』をセレクト。
清水ミチコ(タレント)
アメトーーク「男はつらいよ芸人」回に出演。
妹尾武(ピアニスト・作曲家)
寅さんテーマ曲をピアノカバー。寅さんの影響で「港めぐりツアー」を毎年開催している。
た行の寅さん好き芸能人
立川志らく(落語家)
寅さん全48作品の見どころを紹介する演目を演じ、山田洋次監督から高評価を得る。
田原俊彦(アイドル)
2023年初頭にNETFLIXで寅さん全作品を鑑賞。葛飾柴又をプライベートで訪れたこともある。自身のYoutubeチャンネル「田原トシちゃんねる!」で葛飾柴又巡りも行った。
玉袋筋太郎(お笑い芸人)
2014年4月13日開催の「原宿シネマ×男はつらいよ」に出演。フェイバリット作品として第15作『寅次郎相合い傘』をセレクト。
滝口悠生(小説家)
寅さんをモチーフにした純文学小説『愛と人生』を発表。小説家を志している時期にどっぷり寅さんにハマっていたという。
つんく♂(音楽プロデューサー)
デイリー新潮のインタビューにて寅さん好きを表明。「ちょっとずつ細切れ」でも「ながら見」でも楽しめる、と男はつらいよの魅力を語る。
な行の寅さん好き芸能人
中川敬[ソウル・フラワー・ユニオン](ミュージシャン)
ソロアルバム『街道筋の着地しないブルース』にて『男はつらいよ』のテーマをカバー。アルバム制作中は寅さんをヘビーローテーションしていたらしい。
名越康文(精神科医)
2012年11月10日開催の「原宿シネマ×男はつらいよ」に出演。フェイバリット作品として第2作『続・男はつらいよ』をセレクト。
二階堂和美(ミュージシャン)
5thアルバム『にじみ』にて寅さんをイメージした楽曲『女はつらいよ』を発表。講談社『男はつらいよDVDマガジン』にて寅さん好き芸能人として紹介される。
のん(俳優)
BS『土曜は寅さん』で寅さんにハマり、英会話の先生と感想を言い合いながら毎週放送を楽しみにしていたという。山田洋次監督との対談も果たす。
は行の寅さん好き芸能人
博多華丸[博多華丸・大吉](お笑い芸人)
アメトーーク「男はつらいよ芸人」回に出演。
濱田岳(俳優)
2012年9月30日開催の「原宿シネマ×男はつらいよ」に出演。フェイバリット作品として第7作『男はつらいよ奮闘篇』をセレクト。
ヒデ[ペナルティ](お笑い芸人)
アメトーーク「男はつらいよ芸人」回に出演。
ベッキー(タレント)
自宅に「男はつらいよ」全作品のレーザーディスクを所有。周囲に「誰それ?」とつっこまれながらも、ハロウィン仮装で寅さんのコスプレをしたこともあるという。
ま行の寅さん好き芸能人
町あかり(シンガーソングライター)
中学3年生の頃、キャンディーズがきっかけで、伊藤蘭出演の第26作『寅次郎かもめ歌』を観て寅さんファンに。寅さん全作品の魅力を語る書籍(町あかりの『男はつらいよ』全作品ガイド)も発表している。
森下くるみ(文筆家)
TBSラジオ「ザ・トップ5」に出演し、男はつらいよフェイバリット5作品を紹介する。フェイバリット第1位は第48作『寅次郎紅の花』。
森本千絵(アートディレクター)
2013年6月29日開催の「原宿シネマ×男はつらいよ」に出演。フェイバリット作品として第18作『寅次郎純情詩集』をセレクト。
三浦知良(サッカー選手)
サッカーチームの練習合宿にDVDを持参するほどの寅さん好き。オフの際に寅さん風カバン、寅さん風帽子で葛飾柴又に行ったところ、地元民に「寅さんじゃなくてカズさんじゃないですか!」と言われてご満悦だったという。
三浦孝太(格闘家)
サッカー選手・三浦知良の次男。父の影響で寅さんファンに。総合格闘技デビュー戦では、柴又帝釈天の御守りを首から下げ、「男はつらいよ」をサンプリングした楽曲「オトコハツライヨ」(LEAP)に乗って堂々と入場した。
みうらじゅん(イラストレーター)
2012年10月28日開催の「原宿シネマ×男はつらいよ」に出演。フェイバリット作品として第21作『寅次郎わが道をゆく』をセレクト。寅さんについて「90%以上、間違ってる人」と的を射た人物評を行う。
や行の寅さん好き芸能人
山口良一(俳優・タレント)
娘の名前を「さくら」にするほどの寅さんファン。第44作『寅次郎の告白』出演オファーは飛び上がるほど嬉しかったという。
ら行の寅さん好き芸能人
リリー・フランキー(イラストレーター)
書籍『人生に、寅さんを。』の帯に直筆コメントを寄せている。「ボクたちは、寅さんの言葉に支えられて、生きてきた。」
レキシ(ミュージシャン)
寅さんが好きすぎて、一時期、葛飾柴又に住んでいたこともあるという。