男はつらいよ書籍紹介– category –
『男はつらいよ』シリーズに関する書籍、映画、CD、をまとめています。シリーズ評論などの書籍から、山田洋次監督作品、渥美清をはじめとする出演者たちの関連映画作品についても取り上げています。5段階による評価付き。
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男はつらいよ書籍紹介
『人生に、寅さんを。 ~「男はつらいよ」名言集~』/キネマ旬報社
『男はつらいよ』40周年を記念して出版された、寅さんの名言集。2008年に第1弾、2010年に第2弾が出版された。 収録されているビジュアルは、『男はつらいよ』40周年プロジェクトのひとつとして、JRや東京メトロの駅構内に掲示された交通広告がもとになって... -
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『渥美清の肘突き』/福田陽一郎
『寺内貫太郎一家』『時間ですよ』などの脚本で知られるTVプロデューサー福田陽一郎による自伝。植木等、夏目雅子、黒柳徹子ら、日本芸能史における重要人物との交流や、テレビ黎明期の貴重なエピソードがつづられている。 タイトルはズバリ『渥美清の肘突... -
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『阿川佐和子のこの人に会いたい 8』/阿川佐和子
SM小説で知られる作家・団鬼六と渥美清の親交について、団鬼六自身がインタビューで語っている。阿川佐和子が『週刊文春』誌上で現在も連載中の『阿川佐和子のこの人に会いたい』、2010年7月の回に団鬼六が登場した。 団鬼六と渥美清の親交は、渥美の浅草... -
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『寅さんに学ぶ日本人の「生き方」』/志村史夫
著者の志村史夫氏は、半導体結晶の研究を専門とする大学教授。 なぜ半導体結晶の専門家が寅さん本を書くのか。著者はアインシュタイン、夏目漱石、フーテンの寅さんの熱狂的ファンであり、この三人の本を死ぬまでに上梓するのが夢だったという。 肝心の内... -
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『渥美清の伝言』/NHK「渥美清の伝言」制作班
シリーズ第48作『男はつらいよ寅次郎紅の花』の公開に先立ち、NHKクローズアップ現代では、撮影の密着ドキュメント『寅さんの60日~役者・渥美清の素顔~』という番組を放送した。 渥美清の没後、この番組は追加取材、再編集され『渥美清の伝言』という特... -
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『寅さんは生きている』/日刊スポーツ新聞社文化部
渥美清の死後、日刊スポーツに1996年10月1日から同年10月31日まで連載された「寅さんは生きている」に大幅加筆したものが本書。渥美清に関するエピソードをつづるエッセイ27本に加え、渥美清のお別れ会での8人による弔辞の全文書き起こしが収録されている... -
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『戦略読書日記』/楠木建
一橋大学大学院の教授であり、ベストセラー『ストーリーとしての競争戦略』の著者でもある、楠木建氏による著作。書評の形式をとりながら、戦略と経営の本質について主張を展開していく一冊。 なぜ、この経営書を本サイトで取り上げるかというと、楠木氏は... -
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『寅さんと麗しのマドンナたち』/吉村英夫
『男はつらいよ』を彩ったマドンナを切り口としながら、シリーズ各作品を考察していく珍しいコンセプトの寅さん本。 私は『寅さんと麗しのマドンナたち』というタイトルから、マドンナの性格や好みをプロファイリングするような下世話な内容を想像していた... -
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『浅草フランス座の時間』/井上ひさし
渥美清、萩本欽一、ビートたけし。日本を代表するコメディアン3人が下積み時代を過ごした劇場が浅草フランス座である。 浅草フランス座はストリップ劇場でありながら、ショーの幕間には芸人がコントを披露していた。この舞台が駆け出し芸人にとっては登竜... -
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『寅さんと仏教』/横山秀樹
著者は真言宗智山派桂松院の副住職であるお坊さん。「仏教」の視点から映画『男はつらいよ』を読み解くというコンセプトの一冊である。 各章のタイトルには「諦め」「縁起」「空観」「説法」「慈悲」「彼岸」「中道」「布施」「智慧」「懺悔」など仏教用語...