男はつらいよ書籍紹介– category –
『男はつらいよ』シリーズに関する書籍、映画、CD、をまとめています。シリーズ評論などの書籍から、山田洋次監督作品、渥美清をはじめとする出演者たちの関連映画作品についても取り上げています。5段階による評価付き。
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男はつらいよ書籍紹介
みんなの寅さん from 1969/佐藤利明
「寅さん博士」佐藤利明氏による、圧倒的なボリュームの寅さん本 「寅さん博士」としておなじみ、娯楽映画研究家・佐藤利明氏の著作。第50作『男はつらいよお帰り寅さん』の公開を記念して、映画公開と同じ2019年12月に刊行された。 まず度肝を抜かれるの... -
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いま、幸せかい?「寅さん」からの言葉/選:滝口悠生
『男はつらいよ』シリーズ未見でも楽しめる「寅さん名場面集」 『男はつらいよ』シリーズの新作、第50作『おかえり寅さん』の公開を記念して刊行された新書。シリーズ未見のファンも念頭に置いたという寅さんシリーズの「名場面集」である。 「 」つきで... -
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「寅さん」こと渥美清の死生観/寺沢秀明
元新聞記者である著者・寺沢秀明氏が、晩年の渥美清との8年間にわたる交友の様子を克明に記したエッセイである。 渥美清の死去後に出版された数多くの追悼本の中では、『おかしな男』『渥美清の伝言』などと並ぶ面白さで、渥美清のファンならば一読の価値... -
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『「男はつらいよ」の効能書き [全48作]をもっと心に効かせる鑑賞ガイド』/こまものや よさぶろう
「男はつらいよ」を薬に見立てた、新しいコンセプトの作品ガイド 『男はつらいよ』シリーズは、物語の基本パターンが全作品でほぼ一緒でありながら、作品のトーンや鑑賞後の後味が作品ごとに異なるのが特徴である。 明るく爽快な印象で幕を閉じる作品もあ... -
男はつらいよ書籍紹介
『知識ゼロからの寅さん入門』/著:岡村直樹・藤井勝彦、監修:川本三郎
「知識ゼロからの」という目新しいコンセプトの寅さん本 第50作『おかえり寅さん』の劇場公開にあわせて、2019年12月10日に刊行された『男はつらいよ』シリーズの作品ガイドブック。同様の作品ガイドはこれまでも何冊か出版されてきたが、『知識ゼロからの... -
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『私が愛した渥美清』/秋野太作
愛すべき"国民の舎弟"登(のぼる)が明かす、渥美清の思い出 本書『私が愛した渥美清』は、初期寅さんの名脇役・登(のぼる)を演じた秋野太作氏が、渥美清との思い出を記した一冊だ。 秋野氏が演じる「テキ屋の登」はテレビドラマ版『男はつらいよ』に始... -
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『100%寅さん!』/別冊宝島
別冊宝島から2016年11月に発売された「男はつらいよ」ムック本。ライトユーザー向けの平易な解説本だが、寅さんシリーズの見どころ・要所はしっかりと押さえており、誠実なつくりに好感が持てる。プロモーション目的で作られた粗製乱造な営業本ではなく、... -
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『男はつらいよ魅力大全』/吉村英夫
本書は「男はつらいよ」シリーズ第45作『寅次郎の青春』公開直前の1992年11月に刊行された、映画評論家による「男はつらいよ」シリーズの評論本である。 年に一度か二度、気楽に寅さんを楽しむ標準的なファンを想定読者としているようで、作品以外への言及... -
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『トットひとり』/黒柳徹子
黒柳徹子著『トットひとり』は、テレビ草創期から現在に至るまでを友人たちとの思い出話を中心に振り返る、黒柳徹子のメモワール(回想録)である。 森繁久彌、向田邦子、つかこうへい、井上ひさしら、昭和の一時代を築いた才人たちとの目眩がするようない... -
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『信仰の現場―すっとこどっこいにヨロシク』/ナンシー関
テレビ批評がメインだった故・ナンシー関の、ちょっと珍しい「潜入取材ルポ」を集めたのが本書。1991年から1994年にかけて、雑誌『STUDIO VOICE』『野性時代』に連載されたルポルタージュ24篇が収録されている。 ナンシーが向かう取材先は一風変わっており...